Thermal Barrier
Paint

高性能で環境に
優しい水性遮熱塗料

2種類の中空ビーズを使用することで対象物を保護する性能はもちろん、施工性能を考慮した配合設計でつくられた「グレタコート」は、水性塗料ならではの塗膜厚により、表面温度の上昇防止や静音性能の向上に効果を発揮します。防さびを含むアンダーコート(下塗り)4種類から上塗りまで、全ての工程で環境に優しい水性塗料でのシリーズ化を実現いたしました。

グレタコートの効果

グレタコートの効果

断熱・反射効果

夏場は反射効果はもちろん、熱が内部に伝わるのを中空ビーズで抑えます。弱溶剤系の塗料のような反射性能だけでなく、中空ビーズの持つ低熱伝導率により、冬場の屋根・外壁の温度低下も抑制できます。また、エアコン室外機に塗装することで、夏場の温度上昇防止と、冬場の凍結防止効果が稼働効率の改善につながり、省エネ効果が実感できます。

断熱・反射効果

夏場の
最高温度比較事例

夏場の最高温度比較事例

グレタコート施工時の
温度変化

白銀灯照射による試験体裏面の温度比較
一般塗料/80.9℃
一般塗料/80.9℃
グレタコート/49.6℃
グレタコート/49.6℃
温度差31.3℃
氷による試験体裏面の温度比較
一般塗料/2.3℃
一般塗料/2.3℃
グレタコート/10.1℃
グレタコート/10.1℃
温度差7.8℃

省エネカバー

省エネカバーとは、室外機の熱交換器に設置する「遮熱塗装されたルーバー」です。室外機は環境の影響を受けやすく、消費電力の増加につながります。室外機を稼動に適した状態にすることで消費電力を低減させ、CO2削減を実現致します。

断熱・反射効果

熱交換器に省エネカバーを設置した遮熱塗装済み室外機と、省エネカバーを設置していない遮熱塗装済み室外機の内部温度を測定。 熱交換器に日陰を作ることにより、内部温度を大きく下げることが可能。

断熱・反射効果

塗料性能

日本塗料
検査協会
日射反射率(白) 全波長域300~2500nm 84.0% (JIS K 5602:2008)
対摩耗性(落砂式) 素地の露出を認めない
付着強さ試験 モルタル板:平均値 1.1MPa
鋼板(ブラスト板):12.5MPa (JIS K 5600-5-7:2014)
促進耐候性試験 Xe2500h 試験中
熱伝導率 0.4W/m・k
耐湿性(240h) 割れ、膨れ、はがれ、変色及び光沢低下を認めない
メーカー
試験
耐酸性(23℃・168h・5w/v硫酸) 割れ、膨れ、はがれ、変色及び光沢低下を認めない
耐アルカリ性(23℃・168h・5w/v%) 割れ、膨れ、はがれ、変色及び光沢低下を認めない
塩水噴霧試験(24hr) 異常を認めない
耐屈曲性 異常を認めない
耐衝撃性 変形、割れ、はがれない
耐候性試験(屋外暴露10年) 割れ、膨れ、はがれを認めない
耐水性 変形、割れ、はがれない

※データは代表値であり、保証値ではありません。